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【巨人1―1ロッテ】巨人は球団史上初となる4試合連続の延長戦で、2試合連続の引き分け。試合後。原監督は「延長戦が好きなんです…」と笑顔にくるんだが、勝ちきれなかったもどかしさも隠せなかった。

 前日は66年ぶりとなる1シーズン2度目の延長12回スコアレスドロー。この日も打線は湿り気味だった。指揮官は2回無死一塁で簡単に三邪飛に倒れた李スンヨプを直後の守備から交代させる“鬼の采配”でベンチの雰囲気を引き締めたが、打線は6回に亀井のソロで21イニングぶりの得点を挙げるのがやっと。10回無死二塁では坂本が見逃しで3球三振、11回は無死一塁で木村拓が送りバントに失敗するなど、勝負どころのミスが目立った。

 これで今季の延長戦は8試合で2敗6分け。この4試合連続延長戦では計5点しか奪えず、“つなぎ役”の2番・松本が計1安打、5、6番でポイントゲッターとなるべき李スンヨプが無安打と、両者が役割を果たせていない。それだけに原監督も「ややもすれば連敗も十分考えられた。投手がよく投げてくれている」と本音を吐露した。

 防御率5点台だったグライシンガーが7回1失点。7回の失点は捕手・鶴岡の失策が絡んだもので自責は0。4連投の越智、山口、クルーンの救援陣も無失点リレー。伊原ヘッドコーチも「上(首位)にいて2つの引き分けは“半勝”ずつで、足して1勝の価値がある」と称えた。

 4試合連続で延長戦を戦った疲労を配慮し、全体練習を行う予定だった4日は休養日に変更。心身ともにリフレッシュして今度こそ今季30勝目を目指す。

6月4日7時14分配信 スポニチアネックス

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