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(交流戦、楽天2-3阪神、2回戦、1勝1敗、3日、Kスタ宮城)前日2日に連敗を3で止めた野村楽天。5月5日、6日以来、約1カ月ぶりの連勝を目指して、開幕から7戦7勝の田中がマウンドに上がったが無失点で迎えた八回、先頭の阪神・桧山に三塁打を打たれると下位打線に連続タイムリーを浴び一挙3失点。8戦目にして初黒星を喫した。

【写真で見る】 マウンドを降りるマー君

 人気カードの阪神戦とあって、スタンドは超満員。「たとえ相手の応援でも、たくさんの応援があったほうがいい」と話しているマー君らしく、大声援に後押しされて立ち上がりから申し分のない投球を続けた。

 一回を簡単に3人で片づけると、二回には通算9打数4安打と苦手にしている金本からフォークで空振り三振を奪う。3年目の成長をみせつけながら、四回までは1人の走者も出さなかった。

 この日は、うれしいプレゼントがあった。右足首のねんざで登録を抹消されていた渡辺直が、5月13日以来の復帰。「もう大丈夫。早く戻ってきたかった」と抹消前まで打率・330、4割6分を超える出塁率を誇ったリードオフマンが戻ってきた。その渡辺直が、一回の右前打に続いて、三回には右翼線二塁打を放って草野の犠飛で先制のホームイン。力投を支えてくれた。

 先制点でリズムをよくした田中は、五回までノーヒット。六回二死から鳥谷に中越え二塁打を浴びて大記録は逃したが、その後のピンチはしっかりしのいだ。「阪神の打者には直球が速いイメージがあると思う。それに対して、スライダー、フォークをうまく使えているね」と佐藤投手コーチはこの日の好投を分析。6月に入っても、変わらない盤石の投球だった。

 しかし、歯車が狂ったのが八回。先頭打者の桧山に4球目となる145キロのストレートを捕らえられ三塁打を許すと、7番・葛城から9番・平野までの下位打線3人に連続適時打を浴び3失点。開幕から続いていた連勝は7で止まり初黒星を喫した。

6月3日21時34分配信 サンケイスポーツ

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